サーフィン業界では有名な話なんですが、
- レトロファッションとしてサーフスタイルを取り入れたいお洒落さん。
- コンペ優勝を目指すのではなく、ライフスタイル(趣味)としてサーフィンを楽しむお父さん。
- 「俺はナイロン素材のボードショーツしか履かないぜ!」と言う頑固オヤジ。
- 今まさにクラシックなサーフスタイルを目指しているオルタナティブな若者たち。
など、【ナイロン製ボードショーツ】を選ぶ人が、実はかなり多いんですよ〜^^
ということで今回は、ナイロン製ボードショーツの魅力とオススメのブランドを紹介します。
なぜナイロン製ボードショーツが選ばれているのか?
ここでは、ナイロンのボードショーツを履いてレトロなファッションを楽しみたい♪とか、今シーズンはナイロン製ボードショーツでクラシックなサーフィンスタイルをしてみたい!という方のために、ナイロン製ボードショーツの魅力をまとめてます。
まずは、ナイロン製ボードショーツが選ばれ続けている理由を説明していきますね〜^^
①色合い:独特な風合いと発色の良さが魅力
ナイロン素材で作られたボードショーツの独特な風合いが良いんですよね〜^^
この風合いを言葉にして表すと「パキパキッ」という感じ。
一般的な水着で用いられるポリエステルは「サラサラ」って感じで、それよりも堅いイメージです。
また発色がよく、ナイロン素材が放つ蛍光カラーは光沢がありビーチでよく映えます。
ナイロンも経年劣化しますが、素材がパキパキからクシャクシャになっても、色あせして蛍光色がうすくなったり光沢がなくなっても、それが逆に味わいのある見た目に。
つまり、唯一無二のボードショーツになるというワケ。
②耐久性:サーフパンツといえばナイロン素材
従来の水着ではサーフィンをすると、すぐに破れてしまう・・という問題がありました。
そこで開発されたのがナイロン素材のボードショーツだったのですね〜^^
事実、素材としての耐久性は、「 コットン < ポリエステル < ナイロン 」という順番になっており、ナイロンは一番強い素材なんです。
そのため、一般的な素材のボードショーツよりもタフで長持ちなのがナイロンの長所になっています。
■関連記事:今さら聞けないボードショーツの選び方③【素材感 編】
③流行に左右されない:ナイロン製ボードショーツは永遠に求められる
昔からサーフィンをしている人を中心に、ナイロン製ボードショーツにはコアなファンがいます。
このファン層は浮気をせず、ずっとナイロンを選んできたワケ。
確かにナイロン製ボードショーツを作るメーカーは減っていますが、今後も選ばれ続けるのは間違いないでしょう。
この「流行に左右されない」という事実が、ナイロン製ボードショーツの価値なのかもしれません。
④解放感:サーフィンは自由を表すスポーツ
そもそもサーフィンは、自由を表すスポーツとして有名です。
堅苦しいユニフォームなどありませんし、マナーはありますが厳しいルールがないのがサーフィン。
そんなサーフィンには自由を感じるサーフガジェットとの相性が良い。
ナイロン素材は軽量で生地が薄く、インナーパンツなしで履くと、なんとも言えない解放感があります。
ちなみに、インナーなしでボードショーツを履くと、チ○チ○を擦る恐れがありますが、慣れれば擦れないようにサーフィンできるようになりますよ〜^^
論より証拠だと思いますので、ご興味がある方は「ナイロン製ボードショーツ+サーフィン」で自由(解放感)を体験して下さい。
と、ナイロン製ボードショーツが選ばれる理由の説明はここまで。
次から、ナイロン素材のボードショーツを手がけるブランドを、実際のモデル(写真)とともに紹介してきます。
【老舗ブランド】ロングセラーのナイロン製ボードショーツ
老舗ブランドのボードショーツ(サーフトランクス)の多くにナイロン素材が使われています。
数ある老舗ブランドの中で、ここではナイロン製ボードショーツのロングセラーを持つKATIN(ケイティン)とBIRDWELL(バードウェル)を取り上げたいと思います。
Katin(ケイティン)
まずは、Katin(ケイティン)から紹介します。
Katinの代表作がナイロン製ボードショーツ「DOLPHIN」「WATERMAN」の2シリーズ。
どちらのシリーズも、KATINブランドの象徴的アイテムであり、世界中のサーファーから愛されているナイロン製ボードショーツの定番になっています。
DOLPHIN
DOLPHINはウエストリブが狭く、丸みのあるサイドスリットが特徴です。
WATERMAN
WATERMANシリーズは、ナイロン素材によってバシッとしたフォルムになっているのがポイント。
次はBirdwellです。
BIRDWELL(バードウェル):301 / 311
Birdwell(バードウェル)のナイロン製ボードショーツ。
これぞ!!って感じですよ♪
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この世界観、、いいでしょ?
ナイロン素材を用いたボードショーツ手がける人気ブランドはまだまだあります。
【鉄板ブランド】ナイロン素材+レトロスタイル
ナイロン素材を用いたボードショーツで人気があるブランドにpatagoniaとYellow Ratがあります。
patagoniaは鉄板アイテムを数多く持つ名門ブランド、Yellow Ratはレトロサーフスタイルを製品で表現する新興ブランドです。ともに完成度の高い製品を展開しています♪
また、最後に番外編として日本ブランドWTW(ダブルティー)のボードショーツも紹介したいと思います。
Patagonia(パタゴニア):Wavefarer®
【Wavefarer®】には、ナイロン100%モデルとナイロンベースで構成されたストレッチモデルがあります。
patagoniaのボードショーツはレトロという表現ではなく、patagoniaらしいボードショーツと言うべきなのかもしれません。
それぐらい独自路線を突っ走ったオリジナル性が高いモデルを展開しています。
patagoniaボードショーツ最新モデルまとめでも、Wavefarer®シリーズの最新作を紹介しています。
次は、今人気急上昇中のブランドYellow Ratです。
Yellow Rat(イエロー・ラット)
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Yellow Ratのボードショーツは、ナイロン素材を活かして本物のオールドスタイルを実現しています。
なんとなくレトロファッションがしたい!という方よりも、リアルにレトロファッションに取り組んでいる方に向いたモデルです。
最後に、ナイロン素材で勝負する日本のサーフブランドを紹介します。
WTW(ダブルティー):Surfpeople Boardshorts
WTW(ダブルティー)ボードショーツ「Surfpeople Boardshorts」はアメリカ・デュポン社が開発した柔らかめのナイロンを使っています。
そのため、コットンライクな素材感が特徴になっています。
残念なのがMade In Chinaということ、ここはMade In Japanでお願いしたかったですね(苦笑)
なんですが、丁寧に縫製されていますし、ナイロン製ボードショーツとしては安価に手に入るというメリットがあります。
↑日本ブランドって数がすくないからレアな感じがありますよ〜^^
ナイロン製ボードショーツはじっくり時間をかけて選ぼう
↑家族みんなでナイロン製ボードショーツ♪
ここまでナイロン製ボードショーツを手がけるブランドを紹介してきました。
ですが、実際にどのブランドのボードショーツにするかは悩みどころですよね??
それもそのはず、それぞれのブランドやモデルに魅力がありますから・・。
それに、今回紹介したブランド以外も少数ですがナイロンモデルを展開していますし・・。
事実として、ナイロンボードショーツは本当に頑丈なので、長い間お付き合いになるかと。
なので、ここはあえて、じっくり時間をかけて楽しみながらベストな一品を選んでみてはいかがでしょうか?
以上、参考になれば嬉しいです。